「魔球を投げると宣言した、とびきりのあの笑顔のことから話そう。」横山秀夫が回天特攻隊と球児たちの生き様を描いた作品。大きく構えず青春をスポーツに打ち込んだ若者達の目を通じて戦争の残酷さを描き、やりきれないほど生のいとおしさが胸を打つ。 [rak…

懐かしい映画を再び見ている。ピーター・フォンダ、デニス・ホッパー、ジャック・ニコルソン出演のアメリカニューシネマ。バイクを伴走する映像すべてロケという映画手法でロスアンジェルスからニューオリンズへ向かうロードムービー。ドラッグカルチャーに…

「おとうさんからは夜の匂いがした」「なにもかもを奪いあう父と娘」第１３８回直木賞受賞作。著者桜庭一樹さんはテーマを話し合った上で、舞台となる街を想い描き、その上で人物を登場させ、最後にどんな展開にするかを決めるそうだ。この本は２００８年か…

午前中は晴れていたのに、午後から降り出した雨。帰路には春雷。朝撮影した桜はつぼみだったけど、標準木での開花宣言。平年より４日早い。

一雨ごとに暖かく感じる。雨上がりの朝。いつもの道を通ると椿の蕾が目に入る。侘助をパチリ。

アメリカングラフィティーなどアメリカニューシネマを撮り続け、撮影監督として不動の地位を築いたハスケル・ウェクスラー。この８０歳になる父を息子マークが撮影した映画。カメラ構図や意図などにこだわり何かと注文を出し親子喧嘩になり撮影は難航。マイ…

ジュディー・フォスター主演。公園で恋人とともに暴漢に襲われ九死に一生を得たエリカの復讐劇。自分の身は自分で守ることと法の下で裁かれることの選択を心理的に迫るサスペンスアクション。ジュディー・フォスターの演技が光る。ブレイブ ワン [Blu-ray]出…

伝統の日米野球復活の第１戦が今期で役目を終える広島市民球場で行われた。小雨降る中１万４千人もの観客が詰めかけ、ハンカチ王子斉藤投手をはじめとして早稲田の勇者達を観戦した。試合は１５：０早稲田のワンサイドゲームだったけど、広島での野球を満喫…

黄色をバックに万年筆が写っている装丁。「心の力があることを教えてもらいました。」窓辺で微笑んでいる「ともしび」という絵はどんなのだろうか？映画は見ていないけれどクライマックスへ向かう展開が面白い。 [rakuten:book:11563148:detail]

照明を学び、いざアステールプラザ多目的スタジオのステージへ。自ら振付けて踊るソロダンス４作品。中島由美子「シーソー」石橋七緒「探し物」空律江「アレグロ」江藤由紀子「ネナヤミ」物語の展開、ラインやシーンと音楽や照明・・・作品に込めた想いなど…

身体表現サークルの竹内雅人くんの木彫作品発表展が広島市立大学芸術学部棟５F芸術資料館で開催されている（３月１７日まで）。肉体に漲る力を桜の木から彫り出して光を浴びて立ち並んでいる。「すいか」や「かえる」など小品もあり、思わず微笑んでしまいそ…

こども達の豊かな心を育むためミュージカル制作が呉の市民活動として行われている。 ２００６年からは子ども達に身近な問題をテーマにオリジナル作品に挑戦して毎年呉市文化ホールを満員にしている。 そして、ことしも「地球を救え！」をテーマにした脚本制…

３ヶ月後に地球が滅亡するとしたら、人はどんな行動を起こすだろうか？「死ぬことは、生まれたときから決まってたじゃないか」と諦観できるだろうか？ やばい女に手を出して殺されそうになるホスト（ラブレス）「もうすぐ世界が終わるというのに、入江は今日…

音楽をよく聴く。今回出会ったのはノラ・ジョーンズ「NOT TOO LATE」アコースティックなサウンドがいい。トム・ウェイツを意識しているような曲。誘われてノンビリした気分にもなれる。 [rakuten:shockprice:911899:detail]

野沢尚著。「その光で、俺が、お前の道を、照らしてやるから・・・な？」1994杉田成道監督、本木雅弘・吉岡秀隆・安田成美出演の映画での感動をもう一度。浜辺の歌が印象深く残る。 [rakuten:book:12790365:detail]

天気のいい日なので、久々お外で日光浴をとプレイリードッグのぷれ君をゲージごとベランダへ。とそこに野良猫くん。虎視眈々と狙っているのはぷれくんか？それともえさか？ぷれくんは気がついていない様子。

八木沼純子・荒川静香・本田武史・恩田美栄・中庭健介・武田奈也などフィギュアスケートの名手たちが繰り広げる氷上のエンターテインメント。ロシアからのフィオナ・ザビドゥア＆ドミトリー・スハノフのデュエットはアクロバティックで迫力のある演技を披露…

副題は近代絵画に見る自然と人間。ひろしま美術館３０周年記念で４月６日まで開催中・ミレーの「落穂拾い、夏」が広島に登場。日本では江戸時代末期、農業が人々の暮らしを支えている時代ｎフランスパリ近郊のバルビゾン村で活動した画家たちは豊潤な実りと…

今回の芥川賞受賞作、川上未映子著。２月２２日NHK生活ほっとモーニングにダンサー森山開次と作家川上未映子がゲストに出ていた。この時間にとても異色な組み合わせ。川上未映子が「乳と卵」を朗読し、その周りを森山開次が即興で踊る。大阪弁で女性の体を語…

直木賞受賞の桜庭一樹著。人を殺してしまった少女ふたりの物語。解説（杉江松恋氏）に「貴種流離譚」という言葉があった。「高貴な生まれの主人公が、その血筋ゆえに楽園である故郷を追放され、異郷において試練を受ける物語のこと」。心理描写やストーリー…

KENTARO!!の汗、プロジェクト大山の足足足、白舞寺の揺れ続ける挙手からだ、KIKIKIKIKIKIの花びら、が、舞台にあふれてエネルギーとなって客席に押し寄せてくる。

楽吉左衛門の茶室を見たい、湖西線で堅田駅それからバスに乗り琵琶湖のほとり佐川美術館に向かう。まず出会うのは佐藤忠良の水面に立つ蝦夷鹿。さざ波の水庭に美術館と茶室が佇んでいる。平山郁夫の日本画・佐藤忠良の彫刻そして樂吉左衛門の陶芸。ゆっくり…