2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

物語が、始まる

川上弘美著。「雛型」がロボットなのか人間なのか?「とかげ」は奥様の秘め事?現実と空想との間を行ったり来たり川上ワールドに飲み込まれて行く。物語が、始まる (中公文庫) [ 川上弘美 ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 文庫・新書 > 文庫 > その他ショ…

ショートムービーフェスティバル

広島シネツインで開催のTSS短編映画祭。15分程度の短編の中にどんな「今」「世界」を描き出してくれるかとても興味深い。グランプリ作品は「サクラ、アンブレラ 」古新舜監督作品。準グランプリは「SUIKA」田井義輝監督作品など。アニメーションも含めて新…

本田美奈子.最後のボイスレター

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NHKハイビジョン特集「本田美奈子.最期のボイスレター〜歌がつないだ“いのち”の対話」 3年前、38歳の若さで世を去った本田美奈子.。その本田が白血病と闘いながら、亡くなる2か月前まで、病室で毎日のように録音していたボイスレターが遺されていた…

侍はこわい

司馬遼太郎初期に雑誌で発表された短編集。「忍者四貫目の死」武田信玄が織田信長暗殺に放った忍者の話など、 どの登場人物も本物ではないかと思うような不思議な存在感がある。侍はこわい 時代小説 短編集 (光文社文庫)作者: 司馬遼太郎出版社/メーカー: 光…

おやじサミットin広島

はつかいち文化ホールさくらぴあ大ホールで第5回全国おやじサミットin広島が開催された。昨年7月1日逝去された野村のおっちゃん:野村洋一さんの遺志を継いで実現したイベントだ。 事例発表で福原さんとともに野村さんとの約束を果たすべく、声をかけられ…

四日間の奇蹟

このタイトルのように治ってくれればいいのに、2週間も咳と微熱。薬を飲みながら本を読んでいる。第一回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作。脳に障害のある少女と指を失ったピアニストが、山奥の診療所で不思議なできごとに遭遇する。そしてはじまる…

鹿男の音楽

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万丈目学原作「鹿男あをによし」フジ系ドラマで主演は玉木宏・綾瀬はるか。青丹によしは奈良の枕詞。鹿と狐と鼠が日本の危機を救う物語。その物語を勇ましく盛り上げる主題曲が耳に残る。ガンダムSEEDやNHKちりとてちんなどで今注目されている作曲家…

人生の価値

私たちは、どのように生きるべきか?広島県出身の経営心理学者:飯田史彦が人生の価値について講演を続けている。

戦争と仏教

出口が見えないイラク戦争、日本の政治など梅原猛が熱く語る随筆集。不殺生戒、戦争はいけない。日本だからこそ果たすべき役割があるのではないかを白山信仰と結びついた仏教から示唆している。印象に残る「書の言葉」で「福は内 鬼も内」芸術の鬼とか土俵の…

カープ日南キャンプ

日南市天福球場はきれいに整備されている。その環境で、広島からはもちろん周辺のカープファンも詰めかけてこの日のスタンドは満員御礼。初めての紅白戦が行われたためだ。新加入の外国人コズロースキーの長身から繰り出される速球やシーボルや松山のバッテ…

ペテン師と詐欺師

ブロードウェイ・ミュージカル「ペテン師と詐欺師」主演は鹿賀丈史・市村正親。そしてソニン・愛華みれ・香寿たつき・鶴見辰吾などが脇を固める。飽きさせないテンポと歌とダンスで展開しあっという間に3時間。楽しい時間だった。

ガール

奥田英明著。30代OL、文句ある?職場でナメられていると感じた。子供の寝顔を見てがんばろうと思った。きっとみんな焦っている。こんなお心当たりの人によく効きます。ガール [ 奥田英朗 ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 小説・エッセイ > 日本の小説 >…

絵本が飛び出すしかけ

そごう広島店で開催の「紙の魔術師ロバート・サブダしかけ絵本の世界展」。不思議の国のアリスやオズの魔法使いなど物語を楽しみながら子どもと一緒に楽しめるイベントだ。

鹿男

art

広島市立大学の学生など若手アーティスト23人による広島での現代美術展が旧日本銀行広島支店で2月17日まで開かれている。山田哲平「三月の地平線」(テラコッタ・鉄・FRP・ガラス・着彩顔料)「繰り返される終わりを待つ」。地下の書庫に入ると光に照ら…

酒トリュフ

バレンタインデー間近。西条:亀齢酒造で酒トリュフ(きのこのトリュフに似た形に成型されたチョコ)発見。まろやかな酒が入っているほろにがチョコ。ここでしか販売されていない地域限定商品で@330円也。ほかにも吟醸酒粕入りで無骨ながらこだわりの無…

きつねのかんざし

朽木祥著。小学高学年のための童話。広島弁であの頃の遊び場所は学校の帰り道、レンゲ畑・ヒメジョオンもおしろいばな。 そしてキツネにだまされる世界、子供たちも一瞬にして時間が止まる。 懐かしい風景が甦り、とても悲しい世界が広がってくる。彼岸花は…

朱霊たち

雨が降って心から冷える。夕方、2回限り上映の横川シネマで舞踏家:岩名雅記初監督作品「朱霊たち」を見る。 若々しい出で立ちのフランス在住の岩名監督は話からすると60を超えているらしい。 白黒(モノクローム)映画。日本に対するノスタルジーか? 作…