2008-03-01 蝦夷鹿 art 楽吉左衛門の茶室を見たい、湖西線で堅田駅それからバスに乗り琵琶湖のほとり佐川美術館に向かう。まず出会うのは佐藤忠良の水面に立つ蝦夷鹿。さざ波の水庭に美術館と茶室が佇んでいる。平山郁夫の日本画・佐藤忠良の彫刻そして樂吉左衛門の陶芸。ゆっくりとした時間が流れている。 「ボタン」の像のキャプションより「対象に似せた寸法を描写することではなく、生きものとして捉えたものを心の中で解体し、整理し、ろ過し、それをもとに自分の手で再構成する。・・・・掴みきれないせつなさから何度でも闘ってみようと思うのである。」(佐藤忠良)