はじめての文学シリーズ。キッチン、「おかあさーん！」他短編。現代の寓話。 「若さとは、いいことも悪いことも今日が永遠に続くと思ってしまうことです。」はじめての文学 よしもとばなな作者: よしもとばなな出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/01/12…

北野武。視聴者たけし少年がテレビでのいらだちや流れからの降り方、「明らかに自分のための番組」を意識して大暴れする決意を語る。「悪いジジイになって、くたばるまでやってりゃいいんだと思って。」「もっとぶっつけろ！」余生 北野武作者: 北野武出版社…

平安寿子の小説。子なしシングルの負け犬も四十過ぎたらオオカミだ。てやんでえ！という腰巻きのとおり。展開が面白い。アラウンド４０の時代だなあ。なんにもうまくいかないわ作者: 平安寿子出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2004/11/19メディア: 単行本こ…

広島市現代美術館で開催の「池田満寿夫 知られざる全貌」展の関連イベントとして慶応義塾大学アート・センター「土方巽アーカイヴ」の森下隆氏の講演を聴く。池田満寿夫と土方巽はいつどのように会ったのだろうか？土方の舞踏はどのようにして作られたのか？…

アステールプラザ多目的スタジオにて。ひとつひとつの動きが空間を包み込むようにもっと真摯にダンスに向き合ってほしい。自己満足ではなく、世に問う意味で作品に深く想いを寄せること。いくつかの作品をのぞいてピュアなものが見えない、不完全燃焼。ホン…

リンゴ企画２００８立体絵本「あの山羊たちが道をふさいだパート�」近藤良平作・演出・振付・映像。２１：４５から始まるダンス。近藤良平＝まちがいなくあなたの世界です。笠井瑞丈＝よく動けてお疲れ様。藤田桃子＝やはり最後はあなたの存在感です。藤田善…

KENTARO!!「彼方から世界で一つ・・・」広島公演終了。両日とも子ども達を含め満員の楽日。広島のもつ不思議なダンスのエネルギーなのか、ヒップホップでもコンテンポラリーでもないKENTARO!!スタイルの作品が、オリジナルからミスチル、ドビッシー、コイル…

彼方から世界で一つ・・・広島公演がいよいよ始まった。音楽、汗、早い動き、ステップ・・・アステール多目的スタジオにて満員の観客の中で、ヒップホップからKENTARO!!世界で一つのダンスが展開される。スポットライトの中で感動のステージが生まれる。

はじめての文学・宮本輝。夏休みの課題図書みたいに図書館に並んでいる。「はじめての文学」シリーズは村上春樹・村上龍など現代作家にスポットを当てて短編で構成されている。活字も大きいし読みやすい。宮本輝の世界を味わえた。盗んだ絵の主題と友人の死…

ここ数日暑かったこともあり、我が家のペット＝プレイリードッグのぷれくんが食欲もなく、寝てばかり弱っているなあと心配していました。 今朝方巣箱の中に入ったまま出てこなかった。明け方鈴の音が聞こえた。その音に送られるかのように天国に旅立っていっ…

第１２回広島国際アニメーションフェスティバルのグランプリには山村浩二氏の「カフカ田舎医者」がそしてヒロシマ賞は観客賞も獲得した加藤久仁生氏の「つみきのいえ」がそれぞれ受賞した。山村氏は「頭山」に続き２回目の受賞となる。カフカの短編「田舎医…

ある女の子の１５年の恋愛生活を描いた角田光代の小説。今度こそ幸せになりたい。８５年から２０００年までロックが流れる。「のぶちんは背をまるめて、小走りに信号を渡りきる。歩行者用の青信号は点滅をしはじめる。彼から目をそらすために、夜空に月を捜…

愛媛県内子町のフレッシュパークからりは、農作物の直販所として３セクから民間へ移行して４億円以上を売り上げ利益も出している。ポイントは「こだわり」と女性を自立させる仕組みだと感じた。町並み保存地区では笹まつり、大正時代に芸能を楽しむ劇場：内…

永井均著。ドラえもんは何のためにいるのか？のび太くんの残した借金が多すぎて、百年経っても返しきれないセワシ君が、ドジなのび太の運命を変えようと現代に送り込んだロボットである。ドラえもんの使命はのび太を援助して悪い運命を改善することにある。…

広島経済同友会が広島でアニメ産業振興をと提唱する広島アニメーションビエンナーレ。今年は鉄人２８号や機動戦士ガンダムなど１９６０年代から今日までのロボットアニメを一同に展示する「ロボットアニメExpo」が広島駅前エールエール８階催事場で始まった…

ことし最後を迎える広島市民球場で、広島県少年野球（学童）選手権大会が行われた。その決勝が行われた後、野球解説者の達川光男氏による「少年野球教室」が行われた。暑い夏を惜しむかのように少年たちと市民球場の土の上で指導に熱がこもる。

６８年からわずか２年半の活動だったのにもかかわらず、４０年経った今なお広島の音楽シーンで息づいている広島フォーク村。その中心的な存在だった吉田拓郎さんの歌碑が広島修道大学に設置され、その除幕式があり、かの吉田拓郎さんも参列した。その夕方、…

2006年踊りに行くぜ！！広島市現代美術館で「井上君起きて、起きてってば!!」椿屋四重奏の曲とともに、青春のほろ苦さをひたむきに踊り続けて感動を与えてくれたKENTARO!!が今年は輝いている。 ２００８年横浜ダンスコレクションＲで「若手振付家のための在…

NATSUGOYAin宮島包が浦、１９日オープンの海の家NATSUGOYAは管弦祭とも重なり順調なスタートを切った。２０日はビーチバレー大会（TSS番組「夜型人間」収録イベント）も開催されて多くの人でにぎわっている。暑い日ざし、小麦色の肌、水しぶき、ビールもうま…

漫画家・水木しげるの同名コミックを、ウエンツ瑛士を主演に実写映画化した『ゲゲゲの鬼太郎』の続編。若い女性の失踪（しっそう）事件と、1000年前に起きた妖怪と人間の許されざる恋を絡め、エモーショナルなドラマが展開。主要キャストが前作から続投する…

ENZOからKOBAまで開催していた最終日にようやく作品と出会う。今までの作品が小さいサイズでテーブルの上に。気負いが抜けていい感じで並んでいてきもかわゆい。

きょうから天満屋広島店で百花繚乱展」が始まった。北野武など文化人芸能人がFNSチャリティーキャンペーンに多彩な作品を寄せている。思わぬ才能に感動がある。TSSのアナウンサーの作品もみもの。

第９４回目光風展広島巡回展が広島県立美術館で開かれている。春が来て無意識に咲いた野の花のようなものを自由に紹介する光風展。地元広島の佐々木寅夫さんの人間のために命を落とす動物たちを描いた「閉ざされた実験室」など大作が並ぶ。

JGPAステップアップツアーデオデオカップがリージャスクレストゴルフクラブ・ロイヤルコースで行われ、地元デオデオ所属青山加織が−１で見事優勝を飾った。難しいコース設定に挑戦する女子プロはみなさんマナーもよく笑顔が気持ちいい。

夏休み前にJR改札を出ようとしたら切符がない！こどもたちが東京駅に集められる。その中で繰り広げられる友情・生きることのファンタジー。キップをなくして作者: 池澤夏樹出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/07/30メディア: 単行本 クリック: 12回この…

夏目漱石は「こころ」川端康成「雪国」明治から昭和まで２４人の日本の名作について吉本隆明の文学論が展開される。日本近代文学の名作 (新潮文庫)作者: 吉本隆明出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/06/30メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 57回この商品…

金原ひとみ芥川賞受賞第一作。私に最高の死をください。彼の手から与えられる唯一の幸せを私にください。 男と女そして性＝生ガキの声がうるさい！ナイフが太ももをえぐる痛み、愛されるために求める情念は本能なのかもしれない。アッシュベイビー作者: 金原…

テラコッタによる彫刻作品を創作している山田哲平君（広島市立大学生）の作品展示がアートスペースHAPで行われている。 旧日銀広島支店で観た鹿男もいた。最新作のゾウもリラックスしたやつもいる。焼いて組み立て色をつける、なかなか作品制作も体力が必要…

友人が亡くなった。 生まれてから死ぬまでに私たちはいったいどのくらいのものを人からもらうんだろう。品物はいつか無くなってしまっても、贈られた記憶、その人と持った関係性は決して失うことはない。私たちは膨大なプレゼントを受け取りながら成長し、老…

広島で表現活動をしている末武太くんがヲルガン座にて映像＆ライブパフォーマンス第２弾「末式２」を開催した。当日は自らの誕生日ということもあって、雨にもかかわらず４０名近い仲間たちが駆けつけてライブを楽しんだ。身内受けもある映像のコントを中心…