1月21日日経新聞「ゼミナール 産業文化力が拓く13」より
国内50兆円の建設投資はインフレ整備だけじゃなく、思想・美術と深く関わり高級文化(ハイカルチャー)の担い手でもある。
昨年ヴェネチュアビエンナーレ国際建築展の日本館のテーマは「おたく 人格=空間=都市」、そこでは90年代の電気街からアニメゲームへと秋葉原の街の変遷が紹介されソフト中心にファンを集めた。
「ポップ」な日本の評価は世界の若いファンのみならず高級文化の担い手に及び国際的な思想や芸術の分野で認められるようになった。
今後の都市創造の原動力にオタクの「聖地」秋葉原に見出す。
ノーブレスオブリージュ(高貴な身分に伴なう義務)