ネオ・トロピカリア

FREE_HEARTS2009-02-07

ブラジルのイメージは何だろうか?サンバ・サッカーというよりブラジリアが思い出される。貧しさと陽気さの中で突如出現した未来都市。60年代に起った芸術運動トロピカリアも無縁ではないだろう。代表する作家エリオ・オイチシカの作品が入口を飾り、ケープの衣裳を着てサンバを聴く展示やジュースを飲む迷路などブラジルを体感できるのが魅力だ。地下の展示空間にはバケツの雨音、未来を感じさせる衣裳デザインの展示、そこに流れている映像とやさしい曲が気になる。