合同練習とゲネプロ

いよいよ明日本番という日。中ホールでは朝から舞台にリノリウムを敷き、照明を取り付け作業が始まる。地下のリハーサル室では、東京と広島の出演者が動きを合わせる合同練習が行われている。広島の出演者の眼は、東京のプロダンサーの美しい動きに釘付けになっている。昼過ぎ超多忙の近藤良平さんが東京から駆けつけ、出演者一人ひとりの状態を見ながら最終手直しを行う。そして、演出の出口さんからもダメだしが行われた。「もっとひどいかと思っていた・・・でもすごくいい。」広島出演者の真摯な動きには感動がある。東京ダンサーからの刺激を受けて、より気持ちが高まったように感じる。
そのあとステージ上で立ち位置確認、照明合わせなどと本番さながらのゲネプロが行われた。