ダンサーにできること

近藤良平の振付は、ダンサーを生き生きとした表情にさせてくれる。広島で行われた長期にわたる創作活動でも、参加した20名のメンバーの個性や感覚をサッと引き出しステージの上にスポットライトを当てる。大震災の最中、行われた発表会にも20人の皆がお互いを支え合って温かい思いやりがあった。悩みながら、生きていること、支え合うこと、人間のすばらしさをみた。

近藤良平ブログ「人間の掟」より
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命の事 行方の事を 考えると 人間 あっという間に ちっぽけな気持ちになってしまいます


でも 今は 避けられません まともに向かっていかねばなりません


自然災害だけに やさしさばかりが 前に出てしまうが 
どこかに 根源的ないかりも個人的には感じます  「なんで今」という気持ちなのです


でも みんなの 協力しあう姿は やっぱり 温かいし すばらしいものです

あたりまえのことが たった今は あたりまえに出来る時なのです


スポーツ選手や ミュージシャン ラジオのDJ たちと同じように 

自分たちの出来る事は していきたいと思います 


僕は まがりなりにも 振付家であり ひとりの 表現者です  

これからも 前と変わりなく 表現者でいたいと思います


ほんの少し前と なにも変わっていないような 事なのですが 
今は その「表現者」という 思いが 強くなった気がします


友達の舞台が 青山で 行われました 丁度 震災をまたいで この 週末に行われました

彼も言ってました 「ぼくのやることは これです 本番をしっかりやりたい」と


色んな想いを 重ねて 進んでいきましょう