田中一光われらデザインの時代

2002年に亡くなった田中一光氏の自伝的なエッセイ。ライトパブリシティ・日本デザインセンターそして田中一光デザイン室を主宰。西武グループのグラフィックを手がけ、ボクの青春時代をいつもリードして輝いていた人。
1950年代モダンダンスのマーサ・グラハムに夢中になって上京してまで観ていた。
ギリシャ神話の「メディア」を題材に、嫉妬に狂った女の破壊的な愛がテーマになっていて、この針金の樹のオブジェの中にマーサ・グラハムが入り、自己嫌悪と復習に身を震わせるという作品の解説が。私をいっそう興奮させた。」とある。舞台監督はイサム・ノグチ
そして、田中一光は「モダンダンスのもつ自由さと。美の総合性にどんどん魅せられてゆく・・・」