ポトスライムの舟

ことし第140回目の芥川賞津村記久子「ポトスライムの舟」を読む。特に大きな出来事がある訳でもなく、29歳の微妙に心が揺れる関西の契約社員の女主人公と学生時代の3人の友人の生き方を丁寧に描いている。孤独じゃないけれど経済的なことに閉塞感と今の世の中を感じる。