思考のダンス

FREE_HEARTS2006-03-25

埼京線与野本町下車:彩の国さいたま芸術劇場の到着。アメリカを代表するポストモダン振付家トリシャ・ブラウン・ダンス・カンパニー作品を見る。まず1979年の記録映画「アキュムレーションwithトーキングplusウォーターモーター」1979・・・握りこぶしを突き出すしぐさを繰り返すトリシャ・ブラウンの指導が印象に残る。
「セット・アンド・リセット」1983・・・美術衣装はロバートラウシャンバーグ(シルクスクリーン印刷された衣装と舞台に吊り下げられた造形物が繰り出す映像)音楽ローリー・アンダーソン。幾何学的に流れるダンサーの動き。すべてが瞑想の世界へと誘う。
「プレゼンス・テンス」2003・・・タテ・ヨコ・ナナメと空間を駆使したダンスの造形。
「グルーヴ・アンド・カウンタームーヴ」2000・・・ジャズ3部作の最終作品でデイブ・ダグラスの音楽に合わせて動き絡み合い背景のテリ−・ウィンタースの画と空間を包み込む。
様々なジャンルのアーティストとともに時代を切り開きたい!コンタクトインプロやコンテンポラリーダンスの源流を見た。トリシャ・ブラウンの思考回路からダンスが生まれている。今の時代はもっと感覚的で情的であってもいいかもしれない。